青森の温泉へ

相乗温泉−羽州路の宿あいのり
所在地青森県南津軽郡碇ヶ関村大字碇ヶ関字西碇ヶ関山185
施設タイプ旅館
日帰り入浴10:00〜20:00
一浴300円 広間休憩300円 個室休憩一人1050円(2名以上での利用に限る)
お風呂内湯男女別 洗い場有 シャワー全有 ボディーソープ・リンスインシャンプー有
内湯から続く露天風呂



あの相乗温泉が復活しました。
私が温泉目的としては初めて青森へ行った99年春には、「ホテルニューあいのり」は既に廃墟と化しており、
温泉云々より、廃墟マニア、心霊マニアの方々には有名な施設となっておりました。
まあ、その辺の事情はおいておいて・・・。

前回、青森へ行った04年9月には、「これは!」という動きが感じられまして、今回、初入浴となりました。
今風の個人旅行向けの宿になっていまして、フロントの方はスーツ姿、他のスタッフは作務衣のいでたちです。
みなさんハキハキとしており好印象です。
施設的には純和風ではない和っぽい内装で、お部屋は10室くらいのようです。
入浴の他、広間休憩、個室休憩もできるようで、私が行った時には夕方ということもあり、
日帰り客、宿泊客いりまじって程よい混雑ぶりで賑やかでした。

さて、肝心のお風呂です。
脱衣場は床暖房でポカポカ♪内湯と、それに続く露天があります。
内湯は無色透明無味無臭で柔らかな肌触りのお湯が、たっぷり注がれており好印象!
露天風呂は庭園風で、建物に隣接して屋根の付いた小さな浴槽と、大きな岩風呂があります。
小さな浴槽は無色透明ながらも金属臭のする塩味のお湯で、浴槽の周囲は早くも赤い析出物でいっぱいでした。
分析表にあった「相乗1号源泉」がこれのようです。
岩風呂のほうは内湯と同じ湯のようですが、たっぷりとお湯が注がれフレシュな感触がする内湯に軍配。
こちらは「相乗2・3・4号源泉」のようです。

「鄙び」を愛する私としては、妙な愛想の良さが鼻につく面もあるのですが、
サービス・施設・お湯、どれをとっても良い宿だと思いました。
個人的にはなにかと気になる宿なのですが、
周辺を湯ノ沢・日景・古遠部などのスーパー温泉に囲まれているだけに、影が薄くなってしまうのが・・・。


初入浴 04年12月